就職活動において、神様スペックという言葉がでてきている.
具体的にはこうだ
数年前だったら通ったレベルの学生が通らない。理由は求人数の減少によるものだけではない。グローバル化など環境の変化などから、企業が学生に期待する力は上がっている。
気づけば企業の採用基準は「神様スペック」と揶揄(やゆ)されるほど上がってしまった。普通の学生はスゴイ力と経験がなく焦り、就職対策に躍起になりマニュアル人間になる。内定を3~6持っている「内定長者」と、内定がゼロの「無い内定」に2極化。企業側も内定長者に逃げられている。
あえて青臭いことを言わせて頂くと、大学の教育がイマイチでも、そこそこの人材でも育成し、化けさせることが日本企業の強みだと信じたい。若者への責任転嫁はいかがなものか。
就活の時期を大学4年の夏以降にすること、卒業後3年間は新卒とみなすことなどが提案されているが、それで若者は救われるだろうか? 神様スペック採用を見直し、未完成な若者の可能性にかけ、採る勇気、育てる勇気を期待したい。
(クオリティ・オブ・ライフ チーフプランナー・常見陽平)
http://www.asahi.com/edu/university/shukatsu/TKY201010070358.html
色々理由はあるかもしれないが、一番は学生の質が下がっているからだろう。
採用の神様はそう言っていた。
つまり、大学のあり方が今問われている時代。
授業ばかり、勉強ばかりを教えるのではなく、ビジネスパーソンとして活躍できる人材の育成に力を入れれば良い。
採用の神様はそう言っていた。